つちっくれ

 
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薫です。それから2

ご無沙汰しております。
今日から妹が仕事に復帰しました。妹の仕事は「看板屋」さん。と言っても看板のデザインを考えたり、お店のフライヤーを作ったり、パソコンでの作業です。

妹は小さい頃から絵がとても上手で、特に漫画、当時一番人気だった「里中満智子」先生の絵がお気に入りで、よくそれを真似て描いていました。あまりにも上手いので、妹の描いた絵を私が内緒で「講談社 里中満智子先生」宛てで送ったら、しばらくして「里中満智子」先生から「妹さん、とてもお上手ですね。これからも頑張って下さい。」と言う葉書が送られて来て、二人して飛び上がって喜んだ事がある。
まぁ、お弟子さんが返事を書いていたのだろうと、今は思っていますが・・。笑

絵が上手い人は字も上手い。その才能を見込まれて、しばらくは宮崎の民放テレビのCMに使う「フリップ」を描いていた事もある。パソコンなんてまだ無い頃だったから、全部手描きで描いていたな。

今の看板屋さんの仕事は全てパソコン。独学でアドビのイラストレーターやフォトショップをマスターして、その仕事ぶりもなかなか好評で、妹を指名して入ってくる仕事もあるらしい。

私もちょっとだけ、イラレやったけど、ペンツールが未だに使えない。あれ、難しい・・。

先日、また私の薬をもらいに例の病院に行ってきた。今回こそは薬をもらうだけで、早く帰れると思っていたら、やはり診察を受けて下さいとの事。
「診察まで、どの位かかりますか?」と聞いて見たら、「診察順が早い先生でいいですか?」と言われたので、「はい、その先生でいいです。」と答えた。

間もなく「木村さ~ん。」と呼ばれて診察室に入ったら、また、あの例の先生だった。先生、人気ないのね・・。笑

私の顔を覚えててくれたみたいで、嬉しそうに「あら、まだおりゃったとですか~。」笑顔で迎えてくれた。

先生「お母さんはどんげですか?」
私「はぁ、もうほとんど歩けなくなってしまって・・。私が色々やってあげてしまうものですから、それが還っていけないのか、介護は難しいですね~。」
先生「実は私の女房も痴呆になってしもてですね。鹿児島におるとですけど、親戚が看ちょってくれるかい助かっちょですけど、私も明日から2週間、女房のとこへ帰らんといかんとですわ。」
先生「介護は大変ですがね~。」

また、先生の身の上話しを聞かされるハメになった。

私は東京で処方された薬をもう3年近く飲んでいる。同じ薬を飲み続けている事に不安を感じていたので、先生にその事を聞いてみた。

先生「私もね、夜、眠れんとですよ。じゃから、やっぱり薬飲んで寝ちょるとですけど、ん~と、もう30年になりますかね、同じ薬飲んじょりますよ。」

どうやら、先生も奥様に連れ戻されて以来、不眠症になっているらしかった。笑

先生「夜は眠れてますか?」
私「母がオムツにしてから、睡眠時間は長くなったんですけど、中途半端な時間に起こされるとそれから眠れなくなってしまって。かと言って、私が持っている安定剤を飲んでしまうと、効きすぎて、母の食事の時間に起きれないんですよ。」

そう言ったら、
先生「私も時々、飲んじょる薬で、いい薬がありますかい、飲んでみますか?これは、不安や動悸を抑えてくれる薬で副作用も無いから。出しちょきますね。」
先生「ほら、これですわ。」
先生は白衣のポケットから、小さなビニール袋(何種類か薬入ってた。)を取り出して、その中から1錠。私の目の前で飲んでみせてくれた。「リーゼ」と言う薬だった。

その私の目の前で、薬を飲んでみせるというパフォーマンスは???だったけど、私はこの先生が大好きになった。

私「いつ帰るかわからないんですが、また来る時は先生を指名しますから、よろしくお願いします。」
先生「したら、今度は2週間分にしちょきますね。それでも、まだこっちにおるごたったら、1ヶ月分出しますわ。」

なごり惜しく、診察室を出た。

母は、私がもうしばらくしたら、東京に戻ると聞いて元気が無い。
妹が、仕事に出かけると、昼ごはんは、甥っ子や旦那さんが作ってくれるのだが、皆、それぞれにある物で済ますので、一人での食事。
今までは、なるべく母のそばに居たいと昼食も一緒に摂っていたのだけれど、それも、もうしばらくしたらできなくなる。
「また、寂しくなる・・。」母がポツリと言った。

母は携帯電話を持っている。いつも枕元に置いて、寝る時も「お母さん、携帯はここにあるからね。」と携帯に付いたストラップの鈴を鳴らして位置を教えてあげる。
携帯を使い慣れていない母に、妹が上手い具合にアドレス帳を開けると家族や親戚の名前の一覧が出てくるようになっている。

母は起きる度、その携帯をパカパカ開けて、何かを確認してるようだけど、誰からの着信も無い。ただ、時間を見てるだけのようだ。
おーい、親戚。カカに誰か電話かけちゃれ~!寂しがっちょっどー。

私も東京に戻ったら、頻繁に母に電話してあげようと思います。ワン切で。笑

これ、書いたらちょっと私も元気になりました。

もうそろそろ妹帰ってきます。バテてなきゃいいけど。








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